この記事では、RS TAICHI(アールエスタイチ)の電熱シリーズ「e-HEAT」の電熱グローブを専用バッテリーで使い、気になっていた部分を確認しながら使ってみた体験をもとにレビューしてみたいと思います
RS TAICHIの電熱グローブは、専用バッテリーでどれぐらい使えるんだろう?
実際の暖かさや持続時間、使い勝手はどうなんだろう?
そんな疑問が解決できると思います
※バイクのバッテリーから電源を取る「車両接続(バッ直)」については別記事で詳しく解説しています
専用バッテリー式を選ぶ前に知っておいてほしい結論
専用バッテリーが向いている人
- ショートツーリングがメインの人
- 通勤や通学などで短い距離を走る人
- 配達などの仕事で乗り降りの頻度が高い人
- グローブを外す場所で充電する環境がある人
なぜ向いているかというと
- 走行時間が短くて専用バッテリーの残量を気にする必要が無い人
- 着脱回数が極端に多い人
- バイク置き場と家がすぐの人や、ガレージに電気を引いていて、電熱グローブを外してすぐに充電できる環境がある人
専用バッテリーが向いてない人
- ロングツーリングがメインの人
- 暖かさ最優先
- 電熱グローブを外す場所に充電する環境がない人
- 忘れっぽい、面倒くさがりな人
向いていない理由はシンプルで
- 専用バッテリーの残量を常に気にしながら走らなくてはいけない
- 専用バッテリーはバッテリー直結の場合よりもパワーがかなり落ちる
- 電熱グローブを外す、専用バッテリーを取り出す、家に持って帰る、充電する、また持っていく 面倒!
- 持って帰るの忘れた! 持ってくるの忘れた! 外すの面倒で充電しなかったらバッテリー切れた!
電熱グローブを外す → バッテリーを取り出す ここまでは一緒ですが
家に持って帰る → 充電する → また持っていく
この一連の流れが「面倒」と感じる人には、かなり不向きです。
持って帰るのを忘れた
持ってくるのを忘れた
外すのが面倒で充電しなかったら、次の日バッテリー切れ
……はい、完全に僕の話です
経験と感情が入りすぎましたが、つまり 僕みたいなタイプの人には専用バッテリー式は向いていません。
バッテリー実持続時間
専用バッテリーについてですが、タイチ公式での時間は以下のようになっています

あくまでも個人の感想ですが、僕の使用していた環境は気温0〜6℃ぐらいで
これぐらいの気温だと僕は弱や中では手が冷えてしまったので、基本的にハイパワーで使用していました
持続時間は、これぐらいの時間で合っていると思います
ですが、やはりバッテリーの個体差があって、10分から15分ほど左右でバッテリーが切れるタイミングが違います
やはり冬も本番に近付くと、ノーマルやエコノミーでは物足りず、ハイパワーで運用が基本になると思うので
僕のように毎日バッテリー充電しない場合だと
常に「いつ充電したっけな?ちょっと弱めで運用しとくか」みたいな事を考えておかないといけません
予備でバッテリーを持っておくのもいいかも知れませんが、荷物が増える上に、かかるコストが高いのも気になりました
操作性と厚みのリアルな使い心地
正直、電熱グローブはかなり分厚いので、操作性が良いとは言えません
僕の場合は親指の長さが少し余っており、ウィンカー出そうとしてクラクションに指先の部分があたってしまう経験もありました
専用バッテリーを手首のあたりに収納するので、ジャケットとグローブのロングカフ、バッテリーの3つが重なり、手首の窮屈さがすごいです
なので、乗る前に時計を外して、降りたら時計をつけるようにしています
もうここら辺は慣れとしか言いようがありません
操作性と暖かさはトレードオフなので、そこは割り切るしかありません
これは電熱グローブに限らず、なんならバイクウェアに限らず
夏と冬の服装で動きやすさは全然違うのと同じです
手が冷えて全く操作できない状態で、手の痛みで集中力をかいた状態で走るよりよっぽど安全です
ですが僕の場合、意外とスマホ操作というかタップ操作ぐらいはできちゃいます
ヘルメットの顎紐を絞めるのにDリングに紐を通せるかというと絶対に無理ですが、カチカチっとするワンタッチタイプの顎紐ならなんとか留める事ができます
専用バッテリーと車載バッテリーに直結する場合の違い
それぞれの暖かさについて
暖かさは、体感としてはかなり違うなと思います
僕は元々、バイクのバッテリーから電源をとって基本的に常に弱で使用していたのですが
グローブを買い替えたついでに気になっていた専用バッテリーセットも購入し
初めて使った日、あれ?つけ忘れた?と確認したらしっかりと弱でついていました
買う前からわかっていましたが、車載バッテリーの12Vと、専用バッテリーの7.4Vで
ここまで差があるのかと驚きました
正直気温が0度近くになると、専用バッテリーでの弱や中では指先がすごく冷えますし、強でも物足りないなって感じます
バッテリー直結の電熱グローブで手が寒いと思ったことは、弱ですら無かったので、ここは本当に大きな違いだなと思います
使用する際の手間のちがい
とはいえ、やはり乗り降りの際にコードを繋がなくて良いのは本当に楽です
いや、ここはあえて分けて言います
乗る時にケーブルを接続しなくて良い
降りる時にケーブルを抜かなくて良い
この手間が無いのは本当に楽ですし、専用バッテリーの場合これが最大のメリットになると思います
ケーブルを抜き忘れて腰からビヨヨーンと引っ張られた経験は数知れずです
配線しなくて良い
これも、人によっては大きなメリットになるんじゃ無いでしょうか?
僕も最初は怖かったので、どうしてもバッテリーなんて触るの嫌だ!って方は
費用はかさみますが、専用バッテリーを使えば配線せず済みます
専用バッテリーは、バッテリー残量を気にする必要があり、気温によっては物足りなさがあります
しかし、とにかく乗り降りの際の手間がありませんのでストレスフリーです
バッテリー直結は、バッテリー残量を気にせずとても暖かく使用できますが、乗り降りの際にコードを3箇所も挿したり抜いたりする手間があります
まとめ:RSタイチ電熱グローブの専用バッテリーは「割り切れる人」向け
RS TAICHIの電熱グローブを専用バッテリーで使うかどうかは、
暖かさそのものよりも「使い方」と「性格」で向き・不向きがはっきり分かれます
専用バッテリーで後悔しやすい人
・ロングツーリングが多い
・暖かさを最優先したい
・バッテリー管理が面倒に感じる
・「持って帰る・充電する」を忘れがち
正直に言うと、僕はズボラなうえに指先が冷えるのが本当に苦手なので、
本格的な冬は車両バッテリー直結(いわゆるバッ直)を使っています
暖かさ・持続時間・管理の楽さを考えると、僕の場合はバッ直の方が圧倒的に快適だと感じました。
それでも専用バッテリーが向いている人
真冬のロングツーリングには向きませんが
短時間の移動や日常使いでは、専用バッテリーの手軽さはかなり便利です
ここまで読んでみて「自分は専用バッテリーでも大丈夫そうだな」
と感じた方であれば、専用バッテリーを選んでも大きな後悔をすることはないと思います
実際、電熱グローブを“毎回つなぐ・外す”という手間から解放される快適さは、想像以上に大きいです
そこで、電熱グローブをすぐに使い始められるセットがこちらです
▶ RS TAICHI e-HEAT 7.2V 充電器&バッテリーセット RSP064
電熱グローブだけであれば、充電器と専用バッテリー2個が揃っているこのセットがあればすぐに使い始められます
ここまで読んでみて、「やっぱり暖かさ最優先がいいかも」「配線できるか一度見てから決めたい」
という方は、バイクのバッテリーから電源を取る方法(いわゆるバッ直)も別記事で詳しく解説しています
(感電・バッテリー上がり対策も含めて解説しています)

電熱グローブは、どれが正解かではなく、どう使うかで正解が変わる装備です
この記事が、「自分の使い方にはどっちが合っているか」を考える判断材料になれば嬉しいです
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